一人前とは?
先日、普段いろいろ相談している師匠のお話を聞いてきました。
そこでは、一人前と、一流は違うということを聞かせていただきました。
最近の若い人たちは、就職して3年から5年して、大体の仕事を覚え出来るようになってくると、皆さん一人前になったと思って、自分は出来ていると思ってくるそうです。
でも、それは、仕事を覚えて出来るようになっただけで、一流になったわけではないということでした。
要するに一人前に仕事が出来るようになっても、それはまだ二流だということです。
一人前になったというのは、指示されないとできなかった半人前(三流)から二流になったということで、プロ(一流)になったわけでは無いということです。
なのに、自分は、もうできているつもりになってしまっているから、一人前で胡坐をかいてしまう人が多いということです。
ここに人生を良くしていく人と変えられない人の差が出てくるということです。
半人前の人は、はやく一人前になりたいと努力するのに、一人前になるとそこで腰を下ろしてしまう人が多いそうです。
本当は、そこからが、人生を変えていくところなのに!と嘆いておられました。
このお話を聞いて、私の場合、一人前にもなる前に腰を下ろしてしまったと思いました。
ここから、あらためて、一流になる様に努力をしていかなければと思いました。
子どもたちにも、出来るようになってからが大事で、細部にこだわっていくことを伝えていきたいです。
神様は、細部に宿るですね。
このちょっとしたこだわりが、一流にしてくれるのだと思いました。
スポーツなんかでも、一歩出すか出さないかなどの、ほんの小さな差で、結果が大きく変わりますね。
私も、なんとしてでもと、こだわらなければ。