だれの課題?
ある家庭で、お子さんが、学校に習字の筆を忘れていってしまったそうです。
そのことで、帰ってきてから、お母さんが怒られたみたいなのです。
ええ?
ですよね。
でも、その家庭では、習字の道具の掃除をお母さんがしていて、お子さんは、そのバックを確認しないまま入っているものだとして持って行ったそうです。
こうして過保護をしていると、忘れたのがお子さんで、お子さんの責任なのに、責任転嫁しやすくなることがあります。
その課題は、だれの課題なのか?
そこをしっかり整理して、お子さんに責任があることを伝えていかなければいけないですね。
お母さんは、お子さんのためにやっているつもりかもしれませんが、実際は、お子さんは、自分の課題なのに、そのことを気づかない子になってしまうのかもしれません。
本当にお子さんのことを考えたら、自分の課題は、自分の責任でやってもらうことが、本当の愛情なのだと思います。
また、過保護は、甘やかすことだけでなく、叱っているつもりでも、その子の課題をしてしまっていたら、過保護になるので、気を付けたいですね。
例えば、どうしてカバンの中の整理ができないの?と怒って、整理をしてしまったら、その子の課題をやって、お子さんが、試行錯誤して学ぶ機会を奪ったことにもなります。
こうして書いている私も、気づかないうちに、子供の課題に口出ししたり、代わりにやってしまうことがあると思うので、気を付けていきたいです。