spozai’s blog(スポーツ・子育て・人材育成)

スポーツの話題、子育て、人材育成

叱る(怒る)


皆さんは、お子さんや部下を叱ることがありますか?

私は、ありました。いまでも時と場合にはあります。

私の経験から、この叱ることについて書きたいと思います。

私の父は、いつも怒ることが当たりまえでした。正直、気分で怒るので、怒る基準もわからず、強さも違ったように思います。

例えば、兄弟でケンカしたときには、何やってるだと頭ごなしに怒られ、倉庫に閉じ込められたものです。サッカーをしてボールでガラスを割ってしまっても怒られました。
また、これは私が悪いのですが、小学生の時に、走っている車に石を投げたことがありました。もちろんですが、大目玉です。

こうして怒られて育てられた私は、はじめのころは、それが子育てだと思って、何か問題があれば、子供に怒っていたことがあります。

でも、私は、こうした対応をして、子供たちは、自分の望んだ子供になるだろうかと考えさせられました。

でもこうしてただ、結果だけをみて怒っていたら、子供たちは、怒られないようにただするだけなのではと思ったのです。

隠れて怒られないようにすればいいと考えるかもしれません。

何かして怒られるくらいなら、何もしないほうがいいと思うかもしれません。

私がしたように、自分より弱い人には、怒ればいいと思うのかもしれません。

これではまずいと、長男が小さい時に思いました。


叱られることで、どんなことを学ぶのでしょう?

いくつかあるのと思うので、数日に分けて書いていきたいと思います。

1つ目は
叱る人がいると、その行動はしないかもしれませんが、いないところでは、何をしてもいいと考えるかもしれません。

私の知り合いに、厳しい先生と、厳しくない先生とで、態度を変える子がいました。

ひょっとしたら、叱られることで、無意識にこうした防衛策をしているのかもしれません。

でも、人によって態度を変える子には、なってほしくないですね。

こういう風になりやすいのは、力を使って怒ることだと思います。

叱る方法にも、怖さをだして脅すように叱るのでなく、きちんといけないことを諭しながら、きちんと罰することが大切なのではないでしょうか?

皆さんは、感情的になって叱ってはいませんか?

まだまだ、私も気を付けていかなければと思っています。

そもそも、そんなに感情的になって怒らないといけないシーンというのは、思い返してみても基本的にあまりないと思います。

スポーツの試合でも、たまに大きな声で感情的に起こっているコーチを見ることもあります。それがダメというわけでは無いですが、時と場合、本当にそこまで感情的にならないといけないことなのかは、よく考えてほしいと思います。

私のしでかした、車に石を投げる行為は、どんな怒られ方をしても仕方ないですが・・・。大きな事故になっていなくて、本当に良かったです。何十年も前のことですが、その節は大変ご迷惑をおかけしました。

100%こうなるというわけでなく、そういう可能性があるということは、覚えておくといいのではと思います。