spozai’s blog(スポーツ・子育て・人材育成)

スポーツの話題、子育て、人材育成

双子のセレクション3

ちょっと前に双子のサッカーのセレクションのことを書いて、その時は、1人は、セレクションに落ちて、もう一人は、2次審査に進んだことを伝えていました。

その後、1人は、2次審査も通過し、先日、最終セレクションがありました。

本人は、思ったようなプレイは出来ていなかったようですが、無事、合格をいただきました。

これで、双子が、また中学は、違うチームでサッカーを続けることになると思います。

落ちた一人は、まだチームが、確定していませんが、お兄ちゃんが所属していて、いいコーチのいるチームに友人と行くことになると思います。

少年団の時は、弱小少年団でしたが、今度は、クラブになるので、もう一人が進んだクラブとも、試合があったりはする様になると思います。


1人が受かって、1人が落ちて、親としてもできれば、二人とも受かってほしいし、悲しい顔を見るのは、つらいです。

一緒にもやってほしかった思いもありますが、その夢は、高校にとっておきます。


落ちたほうも、受かった子の結果は、気になっていたようで、どうだったのか聞きに来ました。

受かったことを伝えると、何とも言えない表情ではありました。

一緒にやりたかったのか、自分は落ちたことへの悲しさなのかはわかりませんが、私もつらかったです。


本来なら、受かった子におめでとうと、落ちた子が言えたら良かったですが、その言葉は、聞けませんでした。

まあ、気持ちもわかるので、何も言いませんが、いつかは、そういう時に、おめでとうと言ってあげられる子になっていってくれたらと思います。

そういうほうが、かっこいいということを伝えられたらと思いますが、そうしたことを言っても仕方がないので、いい生き方を見せていくしかないのかなと思います。

ただ、私自身、背中を見せられるような生き方をしていないので、今からでも気を引き締めなければです。(笑)


何が正解なのかはわかりませんが、二人とも、サッカーが好きで、今は、ワールドカップを食い入るように一緒に見たりしています。

二人とも、プロを目指しているようなので、どちらも応援していきたいです。



勉強しなさい!!


子どもに、勉強してほしい。

きっとほとんどの親御さんは、そう思っているのではないでしょうか?

そのために、勉強しなさい。ゲームなんてしないで勉強しなさい。と言っているのではないでしょうか?

すくなくとも、私の妻は言っていました。今も言っています。(笑)

でも、それで、子供が勉強している姿を見たことがありません。

書き取りをするふりをしたことを見たことはあります。(笑)

そんないうとおりに子供が動いてくれたら、そんな楽なことはありませんね。
妻は、それで私にも、言ってよと言いに来ます・・・。

子供は、何でも言うことを聞く子になってくれればいいのでしょうか?

そもそも、子供の行動をコントロールしようとしている時点で間違っているのではないでしょうか?

子どもが勉強することは、とても大切なことです。

でも、これからの時代は、子供自らが考え、社会を生き抜いていく力をもってもらわないといけないと思います。

今までの時代は、いい成績をとって、いい大学に行き、いい就職をしていれば、安心の時代だったかもしれません。

でも、今、社会から求められている人は、自ら考え新しい道を作り出していくような人ではないでしょうか?

私は、子供たちに、自分の目的に向かって努力していってくれる子に育ってほしいと思っています。

なので、自主的に勉強していって目的を叶えるように、うながしていけたらと思っています。

そうした大事なこと伝えながら、子育てが出来たらと思っています。

放任ではないですよ。つい、勉強しろと言ってしまうことがあります・・・。

ただ、私も含めてですが、掛け算の九九を自らの力で勉強しようと思い、やったでしょうか?

学校の授業で、やるしかない状況にしてくれたこともあると思います。

子どもの自由かもしれませんが、社会に必要なことは、強制的にもやってもらわないといけないですね。

その強制があったからこそ、私は、九九を覚えられたと思います。

好きなことをしているだけでは、人生をつくれないことをうまく伝えていけたらなと思います。

勉強も、ただやった方がいいのでなく、目的をもって、そこに向かってやっていってほしいです。

目的が見つからなくても、その後の選択枠を広げる意味では、やっておかなければいけないことになると思います。


えらそうなことを書いていますが、私自身は、目的に向かって勉強なんてしていなかったし、どうしようもない子でした・・・。
こんな私みたいにならないようにしてほしいです。(笑)


ご褒美を使う2

昨日の続きですが、○○を買ってあげるから、これやってとお願いしたことはありませんか?

私は、以前、よく使っていました・・・。

でも、結果は、それはいらないからと言われてしまったことがあります。


何~!!

もう後の祭りです。

じゃあ何ならいいのと、こちらが下手に出て、交渉されてしまうのです。

もしくは、やってもらえない・・・。


また、どうしても欲しいものをご褒美にすると、手段を選ばなくなるかもしれません。

何としても、100点のためにカンニングしたり、スポーツでも、ずるをしたりするかもしれません。

気を付けたいですね。



ご褒美を使う

こんな経験はないでしょうか?

テストで100点取ったら、○○を買ってあげる。

お掃除をしたら、○○をあげる。

何か、こちらの希望をやってもらうために、ご褒美を用意した経験はありませんか?

私は、よくやってしまっていました。

でも、それって、そのご褒美がないと、行動しなくなってしまって、自主的に行動する子に育つのかといわれると少し、違ってきてしまいますよね。

もし、そのやる行動が、そのご褒美に見合っていなかったら、やらないのかもしれません。もしくは、ご褒美をもっといいものにと交渉してくるかもしれません。

こちらの希望する行動が、そのご褒美をもらうくらい嫌なこととなってしまうのかもしれません。

ニンジンをぶら下げるのは、簡単ですが、その結果は、よく考えないといけません。

勉強をご褒美で釣ることは、勉強は、嫌な大変なことと伝えてしまうかもしれません。

本来勉強は、自分を成長させるもので、その成長が楽しくなるものだと思うのです。

といいながら、私は、勉強は大変で嫌なものと、ずっと教わってきてしまったように思います。

今でこそ、それは違ったと思えるようになりました。


ほめて育てる

先日は、叱ったり怒ったりすることに関して書かせてもらいました。

逆に、ほめて育てるという考えもありますね。

でも褒める(褒美)にも、いろいろな弊害がありそうです。

そうしたことを知らないで、褒めるとか褒美を使っていると間違いがおこることもありそうですね。

1つは、褒めてくれたり褒美をくれないと行動をしないということです。

褒めたり、褒美で、相手の行動をうながすようなことをすると、その行動の結果に、褒められたりご褒美を期待します。

それがないと、その行動をしなくなるかもしれません。

お小遣いをくれる人とそうでない人で、態度を変える子供になってしまうかもしれません。

社会人でも、給料をくれる人とそうでない人での態度をかえる人になってしまっては、残念ですよね。



叱る(怒る)補足

補足ですが、人は、怒ったり泣いたり感情を使って、人に自分の希望を訴えかけたり、叶えようとしてしまうものです。

それは、小さい赤ちゃんの時に、感情を表現して、人(親)に希望を叶えてもらうようにできているからです。

その癖が大きくなってもぬけていないのです。

とくに、小さい時(自我が目覚めてから)に、感情を使って、親におねだりをしたことで、親がその感情に答えることをしていると、その子は、感情を使って、自分の希望を叶えようとします。
それが、まだ親ならいいのですが、そうした行為を、恋人や他人にするようになる可能性もあります。
それって、意外と危ないほうに行きそうに思いませんか?

小さい時にだだをこねて、欲しいものを手に入れていた子供は、だだをこねたり、泣いたりすれば、希望が叶うと学ぶのです。

大人になり、自分の希望を叶えるために、感情を使って希望を叶えようとすると、その人は、余計に願いを叶えにくくすることになるのかもしれません。

ヘタをすると、危ない人になってしまいます。

スポーツの選手でも、指導者でも、感情を使っての指導は、気を付けていきたいですね。


叱る(怒る)6

叱るシリーズが、最後の6つ目です。

6つ目は、叱ったり怒ったりする行為は、上から下へとする上下の関係になりやすいです。

子どもが親に向かって、勉強しなさいとか、運動しなさいといって、叱らないですよね。逆にそうなるときは、力が逆転したときです。

そうです。力によって支配されてきた人は、力が逆転したら、力のない人を、力で支配できると学んでしまっているかもしれません。

上司と部下でも、もし部下が先に出世したら、叱ったり怒ったりして、力で支配しようとするかもしれません。

親子でも、歳をとったときには、お子さんたちの方が強くなります。

力が逆転したときに、自分が支配されてもいいと思う人はいいかもしれませんが、気を付けないといけませんね。

叱ったり怒ったりして、子育てをしたりしていると、今回のシリーズのようなことが起こるかもしれません。

そうならないためにも、正しい対応を身に着けたいですね。