spozai’s blog(スポーツ・子育て・人材育成)

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こんなことしていませんか?

今回は、こんなことしていませんか?という内容です。

クラブに朝来た子に、元気のない子がいたとします。

そういうときは、皆さんどう対応しますか?

・どうしたの?大丈夫などとかまう。
・元気出して行こうと声掛けする
・その子にも、みんなにも元気に挨拶する。

他にも対応はあると思いますが、皆さん、いかがですか?

私は、元気だして行こうと声掛けしてしまうほうかなと思いました。
でも、声掛けして元気になればいいですが、言われて元気になるくらいなら、最初から元気でいるのではと思います。それに、本人は、元気がないと思っていなかったら、その子を傷付けてしまうかもしれません。

どうしたの?と心配したりかまったりするのも、その時はいいかもしれませんが、もし、この子が、コーチたちにかまってもらいたいと思っている子だと、そうした冴えない顔をしていれば、かまってもらえると思ってしまうかもしれません。

それよりも、その子の負の部分に注目するのはやめて、こちらが元気にふるまうことが、大事なように思います。

そして子供たちに、そうした元気にいるときの方が、コーチたちにかまってもらえ、喜べるのだということを知ってもらうほうがいいのかなと思います。

これは、会社もでも同じで、上司が、部下が元気がないからと声をかけたり、落ち込んでいるから、元気づけようと食事にさそったりしてかまい過ぎると、その部下は、元気がないほうが、上司から声をかけえもらえ、食事もごちそうしてもらえることを学んでしまうかもしれません。

部下からしたら、元気をなくしていれば、心配されて、食事も連れて行ってくれるんですから、また繰り返しますよね。(笑)

このように、人は、人からの関心を引きたいときに、よくない行動をとって興味を引こうとすることがあります。

そういう時はなるべく反応しないで、その子の適切な行動に対応していってあげるほうがいいのだと思います。

そうしたら、負の行動でほしいものが手に入らなくなり、適切なほうほうで、欲しいものが手に入るようになっていくと思います。

ただ、そういう時でないことで元気のない顔をしているときもあるかもしれませんので、そこの判断は、しなければいけません。



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