子どもの課題(レギュラーを外されて)
先日、次男が、サッカー部のレギュラーから外されたようです。
妻が言うには、やる気がなく見える、試合出たくないと言ってるみたいだということでした。
ただ、私には、そうは見えませんでした。
先日、あまりにもスパイクのイボがなくなっていたので、スパイクを買ってあげました。なかなか自分から欲しいと言わないタイプなので、いつもこちらからです。なんだか買ってあげないと可哀そうになってしまうのです。
下の子みたいに買って買ってと何度もいわれると我慢しなさいと言いたくなりますが、何も文句を言わずに、すり減ったスパイクを使っていると、こっちから声をかけてしまうのです。
その辺は、うまいなと思います。(笑)
その買ったスパイクを使ったあとにきれいに磨いていました。だから、やる気がないってことではなく、寡黙な性格なので、先生や周りからは、やる気がないように見えてしまっただけなのではと思います。
実際のところは、本人が言ったわけではないのでわかりません。
次男は、小学校の時、試合に使ってもらえず、ずっと試合はベンチでした。
出たとしても、5分くらいです。
なので、次男は、そのころは、クラブに行きたくないと言っていました。
ただ、中学に上がって、11人制になったことで、試合にでれるようになったのです。
確かに足もそんなに早くもなく、運動量が多いわけでもないです。
それでも、ボランチをやっていて、センターバックと連携してポジションチェンジをしたりしていたので、うまくやっているなと思っていました。
次男に、先生にレギュラー外されるって言われたの?
と聞いたら、瞬発力がないから、そこを改善しないとと言われてしまったそうです。
その日から、年下の子がレギュラーになり、次男は、Bチームで試合にでています。
でも、次男が、行きたいくないやりたくないとは言っていないです。
Aで出られなくなっても、腐らずに続けているのですから、立派です。
私は、ついAで活躍してほしいという私の願望から見てしまっていたと思います。
部活で、レギュラーを外されても、腐らずに続けている次男を応援しなければと思いました。
部活で、試合にでれるかどうかはわかりませんが、そのために頑張るのは、次男の課題です。
私達がどうこう言うことでないですね。
もう中学3年で、夏の大会でおわりなので、結果的に、最後まで出られないかもしれませんが、毎日さぼらず、部活にいく次男を誇りに思いたいと思いました。
今回、このブログを書いていながら、次男を出してほしいなと思いながら書いていましたが、書いているうちに、これは、自分の希望で、やっているのは、次男だな、彼が、腐らずにやっていることをもっと見てあげなければと思いました。
以前にも、書きましたが、親の希望で子供も動かそうとしないようにしたいと思います。
WBC村上様
最後の最後に村上様でした!!
不振だと言われていましたけど、さすが、三冠王です。
あの場面が回ってくるのも凄いし、きっちり仕事をしてくれました。
鳥肌が立ちましたね。
今回WBCや選手のニュースをみて、お酒を飲まなかったり、一流の選手は、やっぱり努力や管理をしっかりしているなと思いました。
プロ野球選手は、毎晩お酒を飲んでる勝手なイメージでしたが、今の選手たちは、それでは上に行けないのだと思いました。
ダルビッシュ投手が、この年まで一流でいられるのは、才能だけでなく人としてもやっぱり素晴らしいんだなあと思いました。
一般の私が、努力もしないで生きていたらそりゃ駄目だとも思いました。
自分なりではなく、まわりから認められる努力をしていかなければですね。
WBCで盛り上がりますし、自分の生き方も見直させてもらう機会になりました。
侍ジャパン、決勝も応援しています!!
だれの課題?
ある家庭で、お子さんが、学校に習字の筆を忘れていってしまったそうです。
そのことで、帰ってきてから、お母さんが怒られたみたいなのです。
ええ?
ですよね。
でも、その家庭では、習字の道具の掃除をお母さんがしていて、お子さんは、そのバックを確認しないまま入っているものだとして持って行ったそうです。
こうして過保護をしていると、忘れたのがお子さんで、お子さんの責任なのに、責任転嫁しやすくなることがあります。
その課題は、だれの課題なのか?
そこをしっかり整理して、お子さんに責任があることを伝えていかなければいけないですね。
お母さんは、お子さんのためにやっているつもりかもしれませんが、実際は、お子さんは、自分の課題なのに、そのことを気づかない子になってしまうのかもしれません。
本当にお子さんのことを考えたら、自分の課題は、自分の責任でやってもらうことが、本当の愛情なのだと思います。
また、過保護は、甘やかすことだけでなく、叱っているつもりでも、その子の課題をしてしまっていたら、過保護になるので、気を付けたいですね。
例えば、どうしてカバンの中の整理ができないの?と怒って、整理をしてしまったら、その子の課題をやって、お子さんが、試行錯誤して学ぶ機会を奪ったことにもなります。
こうして書いている私も、気づかないうちに、子供の課題に口出ししたり、代わりにやってしまうことがあると思うので、気を付けていきたいです。
難しい問題です。
日本で、たくさんの強盗事件が起き、その主犯の人とつながりがあったと、お笑いコンビEXITの兼近さんが、大きく取り上げられていますね。
犯罪した人が更生出来る世の中でないといけないのかもしれないし、犯罪でなくても失敗しててもやり直せる世の中であってほしいとは思っています。
でも、被害者もいるなかで、更生するチャンスを与えていかなければいけないことは、本当に難しい問題だと思います。
被害者側の人たちは、その事件で、一生の傷を負うのかもしれないのです。だから、被害者が立ち直れないところで、犯罪者が助かっていくのは納得できないかもしれません。
何が正解なのかは、被害者の意見や状況も考えないと何とも言えないと思います。
私も、もし、自分が被害者側にいたら、犯罪者を許せるかどうかわかりません。
犯罪の大きさによるところもあるかもしれないですが、兼近さんは、自らの過ちを認め、しっかりと対応をしていることは、肯定的に見ています。
きっと正解は無いのかもしれませんが、失敗しても精一杯生き続けるしかないようにも思います。
そして、その時の状況で、精一杯の対応をしていくしかないのかもしれません。
とにかく、与えられた時間を精一杯に生きていかなければ、生きたくても生きられなかった人たちに申し訳ないですね。
どんな状況でも、人から応援される生き方をしていきたいですね。
同じボタンを押していませんか?
皆さん、自動販売機を知っていますか?
もちろん知っていますね。(笑)
お金を入れて、欲しいもののボタンを押せば、そのものが出てきます。
たまに、業者さんが入れ間違えていることはありますが・・・。(笑)
なんでそんなことをと思うかもしれませんが、人材育成や子育てでも同じ仕組みになっているのをご存じですか?
うちの妻は、子供たちに、勉強しなさい。勉強しないと高校いけなくなっちゃうよとよく言っています。
そうすると、子どもたちからは、うるさいなあ、って言われています。
また、ゲームばかりしていちゃだめって言っています。
そうすると、子どもたちからは、まだちょっとしかやっていないし、もうじき終わるよって言われています。
そうなんです。子供たちに勉強しなさいっていうボタンを押すと、うるさいなあって返事が返ってくるのです。
ゲームばかりしちゃだめっていうボタンを押すと、まだちょっとしかやっていないという返事が返ってくるのです。
このように、同じボタンを押し続けている限り、同じ答えが返ってくるのです。
だから、こういう時は、私達が、押すボタンをかえないといけないのです。
オレンジジュースが飲みたかったら、オレンジジュースのボタンを押す。
子どもたちに、勉強してほしいのなら、勉強をするボタンを押さないといけないのです。
それなのに、うるさいなあってかえって来るボタンを押しながら、勉強する返事を待っているのは間違っていますね。
妻には、もう勉強しなさいって言うボタンは、うるさいなあってかえって来るボタンだよと伝えているのですが、まだ同じボタンを押して、違う結果も待っているようです。(笑)
私自身、こうしたことを書いていますが、まだまだ求めた結果のボタンを押していないことが多々あります。
親になる勉強をしないで、親になっているので間違いはたくさんありますが、修正していきたいですね。
どこに焦点を当てますか?
私の失敗談です。
四男が、小学4年生の時でした。
練習試合で、サイドバックをしていました。
その試合で、サイドを駆け上がり、ゴール前まで行くことがあり、ドリブルシュートまでいきました。
でも、その時にシュートをミスり、外してしまいました。
結果、試合は、1点差で負けてしまいました。
私は、帰りの車の中で、何も気にせず、あそこ決めたかったなあ。決めたら追いつけたのにな。
シュート練習しなきゃだなあと言ってしまったのです。
私自身は、たいして気にせず言ったのですが、子供は、もういい、言わないでということでした。
このとき、私は、あー失敗したと思いました。
それは、四男の結果ばかりに焦点を当てて、子供が頑張ろうと思うようなことや頑張っていることへの声かけではなかったからです。
つい結果について言いたくなってしまいますが、この試合のシュートの場面を見ただけでも、もっと焦点を当ててあげなければいけないことがありました。
まずは、サイドバックなのに、そこまで走りこんでいたことです。
疲れている中でもよくゴール前まで頑張ったなとか。あそこまで走れたのは、普段から練習しているからなだねとか、その子の努力なんかに声掛けしてあげなければでした。
彼が、家で練習していたことや、サッカーノートを書いていたことなどでもです。
その場の結果ばかりをみていてはいけませんね。
ディフェンスでも失敗したときでも、よくあそこまで頑張って戻ってきたなとかですね。
私は、子供に、自ら努力する人になってもらいたいと思っているの、自分のしていることは、そうした目的とは相反する声掛けでした。
このようにサッカーばかりでなく、子どもたちへの対応は、目的に遠ざかってるんじゃないというような対応になっているときがあります。
その子の努力や良い意図に対応していきたいですね。
アオアシ
皆さん、「アオアシ」というサッカー漫画をご存じですか?
今、とても人気の漫画ですね。
私は、漫画もたまに読むのですが、たまたま何かネットで出ているのを見て読んだら面白くて全巻読んでいます。
この漫画は、クラブユースのチームを舞台にした漫画ですね。
いままでは、ほとんど高校サッカーをネタにした漫画はあったと思うのですが、クラブのユースを扱っていておもしろいです。
内容だけでも面白いのですが、この漫画の中での話には、私たちの生き方の参考になるような事だったり、言葉が出てきたりします。
ただ物語を楽しむだけでなく、自分の人生を良くしていく視点で、主人公やそのほかの登場人物の言葉なんかは、とても参考になると思います。
今、私の中でヒットしている言葉は、「頭作り替えろ」です。
私の生活の中でも、自分からの視点ばかりで物事を考えがちです。でも、他人からの視点や、成功者からの視点って、違うんですよね。
根本的に自分の頭の中を変えなきゃって思わせてもらいました。
ぜひ、読んでみて下さい。
人生をつくっていくうえでのヒントもたくさんあるように思いました。
私自身も、そのヒントから人生をもっと良くしていきたいなと思っています。
子どもたちにも、楽しんで読んでもらって、考えてもらえたらいいなと思います。